01はじめに。
先日、久しぶりに横浜中華街の大通りを歩いて、気が付いたことがあります。
それは、香港飲茶・香港料理の専門店が増えたことです!
香港といえば飲茶(ヤムチャ)!日本でも馴染みのあるものから、
現地人でないと分からないようなものまで、たくさんの飲茶があります。
何故こんなにも横浜中華街に香港料理のお店が増えたのでしょうか?
横浜中華街といえば、広東料理、上海料理、四川料理、台湾料理、北京料理のお店が多いです。
コロナ禍なのに、これだけ香港飲茶の専門店が増えたのは、
2020年末にOPENした、香港飲茶専門店西遊記というお店の存在が大きいようです。
こちらのお店は、現地香港から腕利きの料理人を迎え入れ、
本格的な香港飲茶にこだわったメニュー展開となっています。
こちらの記事では、香港飲茶の火付け役である、
香港飲茶専門店西遊記についてリポートしていきたいと思います。
02香港飲茶ブームの火付け役!
横浜中華街 香港飲茶専門店 西遊記のご紹介!
こちらのお店は、コロナ禍の2020年10月にオープンしました。
中華街大通り(メイン通り)と市場通りが交差する辺りにあり、横浜中華街では新しいお店です。
みなとみらい線元町中華街駅の2出口から、徒歩5分くらいでしょうか。
メイン通りですので、比較的迷わずお店に到着できると思います。
最近、テレビ番組で多く取り上げられており、
看板商品である叉焼メロパンは、今や横浜中華街の新名物となっているようです。
お店のコンセプトは、本場香港の飲茶!
香港飲茶をレストランのイートイン、食べ歩きのテイクアウトで楽しむことができるお店です。
まずはイートインできるレストランの紹介していきたいと思います。
新店という事もあり店内はとてもきれいで、2階の窓からは中華街メイン通りを一望できる絶景です。
私が訪れたのは丁度ランチ時で、2階席は満席で賑わっていました。
お店の方に尋ねたところ、ランチやディナー時は予め予約をお勧めしているそうです。
コロナ禍にオープンしたということもあり、感染対策はしっかりしていますね。
座席の間隔が広くセパレートされているので、安心して食事を楽しむことのできる空間だなと感じました。
↑こちらの写真は開店前、特別に許可をいただき撮影させていただきました。
まず、香港飲茶専門店西遊記で必ず食べていただきたいメニューが、
香港ではとても有名な飲茶である「叉焼メロンパン」です。
03すべてが新感覚!香港飲茶の人気メニュー!
叉焼メロンパンとは?
本場香港の飲茶専門店に行くと必ずある定番メニューで、ほんのり甘いサクサクの生地の中から、
トロ~リ出てくる濃厚な叉焼(チャーシュー)がやみつきになる人気の飲茶です。
メロンパンの生地は、手で触れるとパラパラと剥がれ落ちてしまうくらいとても繊細にできています。ひとくち噛むと、パン生地が何層にも重ねられていて、サクサクでもちっ!とした食感はクロワッサンに似ています。
甘さは控えめなので、一人で3つペロっと食べてしましました。中の餡ですが、少し甘じょっぱいぶつ切りの叉焼がたくさん入っており、生地と餡が意外にも合うことにとても驚きました。
お店のホームページを拝見したところ、叉焼は海鮮醤をベースにした特製タレに一晩中漬け込み、
叉焼(チャーシュー)専用の焼き窯で1時間かけてじっくり焼いていているそうです。
誰でも見ることのできる、オープン厨房となっているので、お店の外から叉焼メロパンを作っている様子を見学することができます。
皮をこねて、餡を包んで、オーブンに入れる工程を見てみるのも楽しいものですよ。
中華街のお店で、ここまで厨房を覗けるのは珍しいかもしれません。
しかもお店の外からですよ。誰でも見ることができます。
電子レンジで簡単調理♪ご自宅でお店と同じ味を楽しみたい方
叉焼メロンパンのお取り寄せはこちら
販売価格:1,350円(税込)
リンク先:https://www.wangfujing.co.jp/fs/mall/gd507
04ぷるぷるの食感がたまらない!
米粉を使ったとろける海老クレープ!
続いてご紹介するのは、「ぷるぷる海老クレープ」です!
香港では腸粉(ちょんふん)という名の飲茶で広く親しまれており、
日本でお目にかかれるお店は少なく、とても珍しい香港飲茶だと思います。
ぷりっぷりで大ぶりの海老を、純白でつやっつやの米粉で出来たクレープ生地で包みこみ、
セイロで蒸しあげた香港飲茶です。少し甘い醤油ベースのソースと一緒に食べるのですが、
口の中に入ったとたんに、プルプルの皮が溶け出して口いっぱいに広がります。とても美味です。
街の中華屋さんでは食べることのできないメニューですので、
こちらもぜひ食してみてください。
05食べ歩きするならこれで決まり!
選べる4種類の本格まんじゅうセットがお得!
お店の入り口にある売店では、本格的な香港飲茶を気軽な形で食べ歩きすることができます。
先ほどご紹介した、叉焼メロンパンはもちろん食べていただきたいのですが、
これからの寒い時期、西遊記の人気饅頭(まんじゅう)を4つ選べるお得なセットをお勧めします。
★選べるお好み饅頭(まんじゅう)セット
食べ歩き特別価格:850円(税込)
※以下5つの饅頭の中から4つチョイスすることができます。同じものをチョイス可能。
1品目:叉焼メロンパン
説明は上記をご参照ください。
2品目:マンゴーメロンパン
こちらは、叉焼メロンパンと同じ生地の中に、
濃厚なマンゴーソースと、フルーツマンゴーが詰まった飲茶です。
デザートまんじゅうという感じでしょうか。最後に食べることをお勧めします。
3品目:肉まん
こちらは一般的な肉まんで、皮がもっちもちで、豚肉のうま味がぎっしりと詰まった
本格的な餡がとても美味しかったです。
4品目:叉焼まん
こちらは、少し珍しい中華まんじゅうで、
皮の発酵により、自然と饅頭の上部が割れているのが特徴です。
中身は、専用の窯でじっくりと焼き上げた叉焼がたくさん入っており、
日本人はあまり食べたことのない味かもしれませんが、日本人の口い合いますね。
5品目:海老まん
こちらは、私が初めて食べた饅頭かもしれません。
海老のすり身の塊りが、ごろっと入った饅頭で、口に入れた瞬間エビのうま味が口全体に広がりました。日本で食べることのできるお店は少ないのではないでしょうか。
いずれの中華まんじゅうも、コンビニの肉まんよりも一回り程小さいサイズなので、
食べやすい大きさだと思います。
きっと、たくさんの味を楽しんでもらいたいということから、
サイズを小さめにしているのかもしれません。あくまでも私の予想ですが。
お腹が空いていれば一人で4つは丁度いい量だと思います。
カップルで一セット(4個入り)注文するのもいいかもしれませんね。
06〆のデザートにブームの予感。
香港で大人気のマンゴースイーツ!楊枝甘露(ヤンジーガンルー)♪
販売価格:780円(税込)
マンゴーのスイーツというと、マンゴープリン、マンゴーかき氷が有名ですが、
香港では楊枝甘露(ヤンジーガンルー)も人気のスイーツらしいです。
こちらは、私が今まで食べたことのない香港デザートです。
マンゴージュースの中には、マンゴー、ポメロ、タピオカの入った飲み物です。
ポメロとはマレーシア半島が原産のミカン科の柑橘類です。
分かりやすく表現すると、グレープフルーツの果実のような見た目と口当たりです。
濃厚なマンゴーと、さわやかでさっぱりとしたポメロの果実、
そして、ぷちぷちの食感がたまらない、小粒のタピオカの相性がたまりません。
冷たくてさっぱりとした楊枝甘露と、温かい肉まんを一緒に頬張るのが最高です。
テイクアウトの食べ歩きは、お店の側面に食べるところが用意されていますので、
そちらをご利用することをお勧めします。
07まとめ
昨今の香港飲茶ブームは、コロナ禍の厳しい中、
香港飲茶専門店 西遊記さんのOPENにより火が付いたようです。
その後、民放テレビ局がこぞって取り上げるようになり、横
浜中華街で香港飲茶のブームが巻き起こったと思われます。
ゆっくりお食事を楽しみたい方は、感染対策のとれた店内をお勧めします。
店内に入り食事をしていると、日本人よりも中国人のお客様が多いように感じました。
横浜中華街は、基本的には日本の観光客がメインですが、こちらのお店はそうではなかったです。
珍しい光景ですね。スタッフの方に尋ねてみると、日本に住んでいる中国の方のお客様が多いそうです。現地の方が認める味ということでしょうか。
もしお時間のない方は、さくっと売店で購入して食べ歩きしてみてください。
食べ歩きの商品は、レストランで提供している飲茶と同じものだそうです。